越後三条市の鍛冶職人が火造りの伝統を生かして一丁一丁鍛造して丹念に拵えた逸品です。
鍬の種類は備中鍬に属し、通称「茨城型万能」と呼ぶご当地型の鍬です。
大振りな四本刃を持ち刃先は尖っており、鍬頭の背の両側の「肩」が上がっていて強い力で使えるのが特徴です。
水田や畑の耕起・土起こしに威力を発揮します。土の塊を砕いたり、かき混ぜたりする為に刃が枝状に分かれています。
収穫後や春先の耕地を起こすのに適しています。
柄は天然木ブナかホワイトアッシュで歪みが生じにくいです。
引き込み式のヒツでクサビを使いませんのでガタ付きにくくなっております。
茨城県
関東地方の東部から北東の一部地域
柄がやせてガタ付や固定感が無い状態になりましたら鍬頭を水に浸けて時間をおいてから使用して下さい。
使用後は汚れなどを取り、サビ止め油やミシン油などを刃部全体に塗り保管して下さい。
刃幅 | 220 |
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頭長 | 300 |
柄 | 1050 |
重量 | 2.15kg |